2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

読書日記・その8「コミュニケーションが脳も人生も豊かにする」

また、茂木健一郎著『化粧する脳』より。脳が最も喜ぶのは、コミュニケーションだそうです。 むろん、仏法を聞くうえでも、聞きっぱなしではもったいない。信心の沙汰をして、コミュニケーションをとらねばなりませんね。 *********************************…

日本の未来も大事だけど、私の行く先はもっと大事

期日前投票に行ってきました。いよいよ衆院選、民主党の圧倒的有利が伝えられていますが、どうなるのでしょうか。 明日のご飯もなく、生活に不安があっては、仏法を聞くことは困難です。だから、政治や経済は大事です。 しかし、もっと大事なのは、「私が未…

孤独だから万引きする?ほかに解消法ないのか

万引きするのは、経済的理由が大きいと思っていたのは、まったくの錯覚でした。何と、少年は「ゲーム感覚」、高齢者は「孤独」が原因とは。 YAHOO!ニュースより http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090827-00000521-san-soci 警視庁が摘発した万引き犯10…

のりピーの実父は、暴力団幹部だったんだって

最近は、のりピーならぬ「らりピー」なんてヤユされている酒井法子。テレビは連日、この話題で持ちきりですね。衆議院議員選挙より、関心高いかも。 『週刊新潮』によれば、酒井法子が18歳の時に交通事故死した実父・酒井三根城さんという人は、凶暴な暴力…

キリンの模様はなぜ?「夏休み子ども科学電話相談」

「キリンは、どうして、あんな模様になったんですか」 毎年やってるNHKラジオの夏休み子ども科学電話相談。 http://www.nhk.or.jp/r1/kodomoq/ 日中の放送なのでなかなか聞けませんが、今日、チラッと聞きますと、小学校の女の子が、上記のような質問をし…

読書日記・その7「私の知らない私〜自分の顔さえ分からない」

『○○○○の脳』といった本をたくさん上梓している脳科学者・茂木健一郎さんの近著で、最も売れているらしいのが、『化粧する脳』。 その中から、少し。私が私を知らないのです。 ************************************************************************** …

五劫思惟、兆載永劫のご修行は、だれのため

一、十、百、千、万、億、兆……、その次は、京(けい)だったかな。数の単位、この先、言えますか。 今日は、浄土真宗親鸞会館で行われた教学講義で、高森顕徹先生から、阿弥陀仏が「南無阿弥陀仏」の名号を成就なされるまで、五劫の思惟と、兆載永劫という長…

読書日記・その6「意味がなければ、生きていけない」

50万部突破したといわれる、姜尚中(カンサンジュン)氏の『悩む力』は、序章と終章も含め、10のテーマで著者が悩んだことが書かれています。 例えば、「私とは何者か」「信じる者は救われるか」「何のために働くのか」など。ここでは、私がいちばんグッ…

好きです富山・その9「手ごろで上品、甘納豆」

「しぼり丹波黒」を贈答したくて、実際に味わってみました。富山県射水市の浄土真宗親鸞会館から車で5分、「食事処・サンキュー」にもありますよ。 高岡市の有限会社「つり甘なっと」の商品です。http://www.tsuriama.co.jp/「釣さん」という苗字の、甘納豆…

新宿・歌舞伎町のホームレス〜私の使命は何か

このところ、東京では、新宿を起点に任務しています。 私が泊まったホテルのすぐ近くに歌舞伎町、そして新宿コマなどの繁華街。しかし、そこはホームレスのみなさんのたむろする場所でもあります。 東京へ行って、この人たちを見ると、いつも憂鬱な気持ちに…

靖国神社で、戦禍に散った兵士たちを想う

国会議事堂前で、割腹自殺を図った人があったそうですね。衆議院選挙は、今日が告示日。新しい政権は、靖国をどうするのでしょう。 今日、ちょっと行ってきました。 (3枚目は、遊就館) あの戦争は何だったのか、考えさせられます。 もちろん、死んだ兵士…

好きです富山・その8「風の盆うちわをそのまま郵送」

ようやく夏かなあと思いきや、もう秋の気配が。トンボ飛び始めました。富山は、なかなか気温30度にもなりません。 富山の秋の風物詩は、全国的に知られる、「おわら風の盆」でしょう。郵便局で、こんなうちわをもらってきましたよ。 120円切手を貼れば…

最低の、そのまた下の罪人とは、どんなヤツか

「大聖おのおのもろともに 凡愚底下のつみびとを 逆悪もらさぬ誓願に 方便引入せしめけり」 (親鸞聖人・浄土和讃) アニメ解説の今日、浄土真宗親鸞会館で、『王舎城の悲劇』について、高森顕徹先生から教えていただきましたよ。『観無量寿経』に説かれてい…

敗戦の記憶、セミの亡骸に

「敗戦の日」の今日、最近にない夏空を仰ぎました。空襲警報に空を仰いだあの時代も、今日と同じように、セミは鳴いていたに違いありません。 しかし、「八紘一宇」「欲しがりません、勝つまでは」と猛々しく鳴いていたセミたちも、連合軍の前に屍をさらし、…

「ちょっとでも聞きたい……」日本へやってきたブラジル学徒

5パーセントしか理解できない外国語の話を聞こうと思いますか。ブラジル学徒には、そんな人がいるんです。 今日、富山市郊外の「富山18番館」で行われた『なぜ生きる』勉強会に、ブラジル出身の若い夫婦が参詣しました。高森顕徹先生のご説法を聞きたくて…

読書日記・その5「自分を知り、自分をだます」

40万部突破の『16歳の教科書』(講談社)では、7人の著名な講師が執筆していますが、最後に登場するのは、数学でも英語でもない、「心理学」の先生。カリスマ・セラピストの石井裕之さんです。 勉強とは、自分との闘い。人生も同じですね。でも、どうし…

93歳、人生最後の一瞬まで

日ごろから懇意にしていただいている、熊本県の93歳の親鸞学徒の方から、封書で暑中見舞いを賜りました。 今年はすでに5、6通目、しっかりした筆致のお手紙を、半分以下の歳の私に、丁寧に書いてくださいます。 「私も今年は特に体が弱ってしまいました…

A級戦犯の合祀は問題、って誰が合祀できるの?

敗戦の日が近づいてきました。「この日には参拝しない」と述べた麻生首相はじめ、靖国へ行くのを見送る閣僚が多い中で、野田聖子・消費者行政担当相が、「15日に参拝」の意向を示し、民主党の岡田克也幹事長が、それを非難しているそうです。 YAHOO!ニュー…

好きです富山・その7「志の輔が読む富山弁かるた」

NHK「ためしてガッテン」の立川志の輔は、親鸞会館のある富山県射水市出身です。 その志の輔師匠が札を読み上げる「富山弁かるた」ができたそうですよ。 http://かるた.jp/karuta/toyama.php ほかの方言に劣らず、富山弁にもずいぶん面白いものがあります…

「同朋の里」建設は、後生の一大事の解決のため

富山県高岡市(海沿いの伏木方面など)や、その両隣の氷見市、旧・新湊市(射水市の一部)には、高森顕徹先生のご説法を50年聞いてこられた方も多くおられます。 今日は、「同朋の里」(射水市の浄土真宗親鸞会館から車で5分)のD館で、そんな皆さんのビ…

好きです富山・その6「日本一の梨の出荷が始まりました」

富山名物に、「梨」があります。今年の出荷が、いよいよ始まったようですよ。 特に知られているのは、呉羽梨の「幸水」でしょう。呉羽とは、富山市西部の地名です。ここには、梨畑が広がっていて、そこかしこに直売所もあるんですよ。スーパーや果物屋さんで…

大原麗子さん死去〜孤独死は消極的自殺

女優の大原麗子さんが、東京・世田谷区の自宅で、62歳の若さで孤独死……、ずいぶん騒ぎになっています。 よみうりニュースより http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090806-OYT1T00982.htm 死後2週間たっていたといわれていましたが、遺体の腐…

読書日記・その4「人間関係はナナメが大事」

40万部を突破しているという『16歳の教科書』は、7人の気鋭の執筆陣が健筆を振るっています。その中の1人、藤原和博さん(元・民間人初の公立中学校長)が書いていることを、もう一つ。 ************************************************************…

好きです富山・その5「越中富山の反魂丹って薬?お菓子?」

反魂丹(はんごんたん)という名前の薬があります。発売元の池田屋安兵衛商店によれば、漢方の知識や技術と、日本古来の薬草が融合した、わが国初の和漢薬とか。「くすりの富山」は、この反魂丹を持っていた殿様の、以下の有名な話に由来します。 **********…

裁判も仏教も、分かりやすい言葉で

初の裁判員裁判が行われたようですね。 YAHOO!ニュースより http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000038-san-soci 法律素人の裁判員にでも分かるように、難解な用語は簡単な言葉に置き換えて、裁判が進められたそうです。 例えば、「未必の故意」…

読書日記・その3「ホームレスは社会のゴミか」

東京・東村山市で、60代の男性が、75歳のホームレスの背中を牛刀で刺し、全治1カ月重傷を負わせる事件がありました。 この容疑者、「刑務所に戻りたかった」から刺した、と話しているようで、それなら、なぜホームレスか。「こいつらなら死んでもいい」…

シャボン玉のような人生、いつまで浮いていられるか

今日は、「親鸞学徒追悼法要」が行われましたよ。高森顕徹先生は、『父母恩重経』の「親の大恩十種」を教えてくださいました。 浄土真宗親鸞会の追悼法要は、故人の恩恵をしのぶとともに、自身の後生の一大事を解決するため、真剣な聞法に身をしずめる日です…

セミの亡骸に、自分の行く末をおもう

8月に入り、まだ梅雨は明けませんが、セミは元気に鳴いています。とは言っても、やがてそこかしこにムクロを投げ出し、忘れがちな無常を、訴えてくれることでしょう。 今日の『読売新聞』1面「編集手帳」にも、ありました。 *****************************…