感動ありがとうパラリンピック、でも色あせる宿命

 バンクーバーパラリンピックは、もう終わったそうですね。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100323-00000011-maip-spo


 日本はメダル11個、過去最高とのことでした。メダルの数よりも、

障害に負けず、人生をかけて競技する選手の心意気が、

感動・感激を与えるのではないでしょうか。


 でも、この世の感動は、やがて色あせ、忘れ去られるもの。

次の瞬間から崩壊が始まり、オリンピックの感動ともなれば、

もう消滅した人も多いのでは。


 それに比べて、すべての人を絶対の幸福に救うという

阿弥陀仏の本願に救い摂られ、未来永劫の幸せになった感動は、

色あせることがありません。


 蓮如上人の『御一代記聞書』には、次のような一節があります。

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「『物には飽くことはあれども、仏に成ることと、

弥陀の御恩を喜ぶとは、飽きたる事はなし。焼けども失せぬ重宝は

南無阿弥陀仏なり。然れば、弥陀広大の御慈悲殊勝なり。

信ある人を見るさえ尊し。よくよくの御慈悲なり』と云々」

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 永遠の幸福である弥陀の救いこそ、人生の目的ですね。