A級戦犯の合祀は問題、って誰が合祀できるの?

 敗戦の日が近づいてきました。

「この日には参拝しない」と述べた麻生首相はじめ、靖国へ行くのを

見送る閣僚が多い中で、野田聖子・消費者行政担当相が、「15日に

参拝」の意向を示し、民主党岡田克也幹事長が、それを非難している

そうです。


YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090811-00000590-san-pol


 民主党は、マニフェストの下敷きとなった政策集「INDEX2009」で、

A級戦犯の合祀に問題あり、とし、首相や閣僚が靖国へ行くことに

反対しています。そして、国立追悼施設の設置に取り組むとしている

ようです。今のところ、妥当な解決案でしょうか。


 一銭五厘赤紙を受け取って戦地に赴いた人は、

天皇のために死ぬは、最高の忠義。死ねば、靖国の神になれる」

と言われ、本人も家族もそれを喜びとしたと聞きます。

 仏教からすれば、そもそも、死んだ人が靖国の神になれるのか、

その神サマを合祀したり分祀したりできる人は神サマ以上ではないか、

となりますが、そこまで意見する政治家もマスコミもないようです。

 噴飯物ですね。お釈迦さまのおっしゃる「世間虚仮」の

1つに過ぎませんが。







   親鸞会ブログポータルはこちら

     http://親鸞会.com/