ガンダム30周年、アノ人は人生の「哀・戦士」に

 安室奈美恵が、新曲のミュージックビデオで、アニメ

機動戦士ガンダム』の中の登場人物になって、主人公アムロ・レイ

共演しているんですって。


YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000031-oric-ent


 子供の頃から「ガンダム」が好きだった安室が、数年前から温めてきた

企画らしく、夢が叶ったそうです。ガンダム生誕30周年を祝して

オファーしたところ、アニメ会社が承諾したとか。


 それにしても、ファースト・ガンダムから、もう30年たつんですね。

私が熱狂していたのは高校時代。月日の過ぎ去るは早すぎる。

 まだやってるガンダムのファンからすれば、ファースト・ガンダム

精通した私は、リスペクトの対象かも!

(2作目以降は全く知らない)


 私が最も好きだった曲は、ファースト・ガンダムの劇場版2作目のコレです。


「哀 かなしみの哀

 いまは残るだけ

 名を知らぬ戦士を討ち

 生きのびて血ヘド吐く

 疾風(はやて)のごとき 死神の列

 あらがう術は わが手にはない」

  (『哀・戦士』 作詞:井荻 麟 作曲・歌:井上大輔


 最近のアニメは知りませんが、当時としては、こんな歌詞の

アニメ・ソングは、ほとんどなかったと思います。作詞者は、

富野由悠季監督自身です。


 歌う井上大輔さんは、グループ・サウンズで活躍した人で、

作曲家として著名。大学時代の同級生の富野監督の頼みで、

ガンダムの音楽を手掛けてヒットしますが、2000年5月、

網膜の疾患を苦に自宅で自殺します。

 享年58。自ら「哀・戦士」にならなくてもいいものを。