先送りも一計、しかし人生はそれでいいか

 普天間基地問題は、決定先送りですってね。


YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000035-jij-pol


 アメリカとは日米合意がある、沖縄県民の苦しみもある、

社民党との連立もある、ということで、民主党がいずれにも

いい顔をするとなると、先送りしか手段がなかったのでしょうか。

 鳩山さんは、この先送りが最善であることがあとから分かる、と

コメントしたそうです。


 政治は先送りでも、人生最大のテーマ「なぜ生きる」は、

先送りしてはいけません。今日この瞬間に呼吸して生きている

意味は何か。これが分からずに、「死んだほうがマシ」と思って

自ら命を絶つ人が、日本だけで年間3万人以上いるのですから、

どんな人にも降りかかる、喫緊の課題です。

 親鸞聖人の教えられる人生の目的を、自らが聞き求め、

有縁の人にもお伝えしましょう。


 しかも、政治なら、すべての人の利益になるような政策は

困難ですが、人生の目的を説けば、だれにも尊い仏縁となる

でしょう。政治だけでなく、経済や法律、科学や医学など、

すべて人間の営みは、「どう生きる」の問題なのに比して、

「なぜ生きる」を知らされ、話せるなんて、全人類67億の

中でも、親鸞学徒はいちばんの果報者ですね。