過去世からの深いご縁、教えを伝えて悔いなきように
今日は、富山県魚津市で、アニメ『世界の光・親鸞聖人』を見て、
勉強会をしましたよ。
法友と3つの大きな争いをなされています。三大諍論といわれます。
その中でも、「信行両座の諍論」について、今日は学びました。
阿弥陀仏の本願は、信心一つで助けるという誓願だと思う人は信の座へ、
念仏称えて助かると思う人は行の座へ。この親鸞聖人の問いに、
信の座へ入った人は、聖人を含めてわずか4人。ほとんどの人は、
法然上人の御心を正しく受け取っていなかったのでした。
こんなことをすれば、「お師匠さまの前で恥をかかせた」と、
法友からの恨みを買うことは、百もご承知であったでしょう。しかし、
過去世からの深い縁で、ともに法然上人のお弟子となっている友達が、
未来永劫の友達でいられるのか、というお気持ちから、
お師匠さまの承認を頂かれて、この諍論をなされたのでした。
されば、同じ会場に集まって仏法を聞いている皆さんも、
過去世から私と深い因縁のあった人ばかりのはず。一人として、
教えを聞き間違えることもないよう、今日は、信心一つで助かる
「唯信独達の法門」を話しましたよ。
続けてのご縁を念ずるばかりです。