アラサー、アラフォーに仏像女子が多数

 歴史好きの「歴女」ってのがテレビ番組にも出ていますが、

仏像ブームに乗っかったアラサー、アラフォーの女性、

いわゆる「仏像女子」は、そのうち「仏女」と呼ばれるのでしょうか。

 今日の『読売新聞』夕刊には、

「仏像女子〜『かっこいい』『セクシー』本音は癒やし?」

の見出しが躍ります。


 つまり、仏女の狙いは、仏像の歴史的価値よりも、ましてや、

宗教上の意味よりも、見た目重視。顔や全身をほれぼれと眺め、

気に入らない場合は、「どうなのよ、この顔」という感じで

突っ込みを入れる。携帯電話の待ち受け画面も仏像だそうで、

およそ、尊んでいるのとは違いますね。

『仏像、大好き!』という著書もあるイラストレーターの

田中ひろみさんは、

「人に言えないことでも仏像には言えそうな雰囲気がある。

社会の荒波にもまれ、どこかで癒やしを求めているのでは」

と分析しています。


 もし、癒やしを求めているのなら、それでもよろしい。

これをきっかけに、本当の癒やしは、仏さまの教えにこそ

あるのだと知ってもらえたらいいですね。自分が救われる教えと

分かれば、尊さも感じるでしょう。


 100人に1人でも、

「でも、仏像の“仏”って、どんな人?」

(検索)

「仏って、さとりなんだ。あれ、じゃ、観音菩薩不動明王は、

仏像じゃないじゃない」

(さらに検索)

「仏の中の王様は、阿弥陀仏か……」

(もっと検索)

「本当の幸せになる人生の目的を説かれたものが、真実の

仏教なんだね」

と、なってほしいものです。










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