こんな小さな薬に、抜群の効能
「六神丸」という薬をご存じですか。
そうそう、誤って畳やじゅうたんの上に落とすと、どこへいったか
分からなくなるほど小さな粒の薬です。
(写真は、射水市の養命製薬の六神丸)
そんな小さな中に、いろんな効能があるんです。
「くすりの富山」を代表する廣貫堂という製薬会社の六神丸をHPで
見てみると……。
http://okigusuriya.com/kanpo/rokusingan.html
○心筋の働きを高め、
○呼吸機能を助け、
○血行を盛んにする作用があり、
○心臓の働きが悪くなっておこるどうき・息切れを改善し、
○気つけにすぐれた効きめ
を現すそうです。
ちなみに、「六神丸」というのは、6つの貴重な成分のことで、
■麝香(ジャコウ)……雄のジャコウジカの分泌物
呼吸機能を高め、全身の酸素不足を改善します。
■蟾酥(センソ)……ヒキガエルの分泌物
心筋の収縮力を高め、血液循環をよくします。
また、余分な水分を排泄し、心臓の働きを助けます。
■牛黄(ゴオウ)……牛の胆石
末梢循環を改善し、心臓の働きを助けます。
■熊胆(ユウタン)……月の輪熊の胆嚢
消化器の働きをよくし、他の成分の吸収を助けます。
■人参(オタネニンジン)
強壮作用により気力を高めます。
■沈香(ジンコウ)
芳香があり、鎮静作用を現わします。
※「真珠」と書いてあるものもあります。
「南無阿弥陀仏」の六字の御名号には、どんな働きがあるのか。
「猫に小判」「豚に真珠」と同じことで、人間にはその偉大なお力が
分からず、6つの字にしか思えませんが、蓮如上人は、
「南無阿弥陀仏」と申す文字は、その数わずかに六字なれば、
さのみ功能のあるべきとも覚えざるに、この六字の名号の中には、
無上甚深の功徳利益の広大なること、更にその極まりなきものなり。
(御文章5帖)
とおっしゃっています。
阿弥陀仏が大宇宙の万善万行を封じ込められた宝なのです。
この六字には、私たちの無明の闇を破って、願いを満たしてくださる
働きがあります。
人間に生まれ、仏法を聞いているのも、この名号を頂くためなの
ですよ。
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