ファラ・フォーセットさん死去〜本当に後悔はないか
マイケル・ジャクソンの死去で、かすんでしまった感じですが、
25日にファラ・フォーセットさんがガン死しました。言わずと知れた、
初代『チャーリーズ・エンジェル』(テレビドラマ)の、アメリカの
女優です。62歳の若さでした。
マイケルファンの1つ前の世代のお父さんたちは、日米を問わず、
熱狂したのではないでしょうか。
YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090627-00000030-sanspo-ent
何と3日前に、長年交際していたアメリカの俳優、ライアン・オニールと
結婚すると報じられたばかりでした。二人の間には息子もいますが、
結婚せずに同居しており、最後に二人が望んだのが結婚だったということです。
ライアン・オニールといえば、若き日に主演した映画『ある愛の詩』が
有名です。富豪の息子(オニール)が身分違いの庶民の娘と、親の反対を
押し切って結婚し、やがて妻が若くして白血病で死んでしまう悲恋物語です。
この映画で、
「愛とは、決して後悔しないこと」
“ Love means never having to say you're sorry. ”
というセリフが有名になりました。
仏教を説かれたお釈迦さまは、
「大命、将に終らんとして悔懼こもごも至る」(『大無量寿経』)
すなわち、
「臨終に、後悔と恐れが、代わる代わるおこってくる」
とおっしゃっています。
5月には、アメリカのテレビがファラさんの過酷な闘病生活を
ドキュメンタリー番組にしました。治療で自慢の髪が抜けていく彼女が、
ライアン・オニールに、「1秒でも長く生かして」と懇願する姿が、
全米の涙を誘ったそうです。
釈尊のお言葉を、よく考えてみましょう。