魚津の山あいの町で、2カ月に自殺3人
13日は、蜃気楼で有名な富山県魚津市で、『世界の光・親鸞聖人』の
アニメを見て、「体失不体失往生の諍論」を学びました。
阿弥陀如来の本願に救い摂られ、29歳で法然上人のお弟子になられた
親鸞聖人が、34歳の御時、門下の兄弟子である善恵房証空と、
大ゲンカをなされたのです。それは、
「弥陀の救いは、現在か、死んでからか」
という大事な問題についてでした。
親鸞聖人は、800年後の私たちも間違えないように、法論をなされて
まで、この世から未来永劫救いたまうのが弥陀の本願であることを、
開示なされたのでした。
ところで、勉強会中に自殺の話題になった時、魚津市の山あいの
「東蔵」という所に住む80代のおばあさんが、「うちの村で、
4月と5月に3人自殺した」という衝撃証言をされました。
富山県の自殺が増えている、と報道されても、ピンと来ない人も
多いようです。自殺は、
○街中よりも田舎で多く
○若者よりお年寄りが多く
○半数以上が病気を苦に
○半数近くが首を吊って死ぬ
という統計があります。
山に囲まれ、川が流れ、田んぼに青々と稲が育つのどかな村で、
こんな悲劇が起きているのでした。
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