太陽エネルギーで地球を守る
今世紀半ばまでには温室効果ガスの排出を、世界全体で半分に
減らす。これが、G8の目指す世界の合意点だそうです。
「そんなこと、ホントにできるのかしら」
と思いますが、20世紀の科学の進歩を考えれば、21世紀科学の
潜在能力は相当のものでしょう。
16日の『朝日新聞』の社説によれば、その切り札は、
太陽エネルギーだとか。現在は半導体の結晶シリコンが硬いパネルに
加工されて、屋根などに置いてありますが、まげても大丈夫な
プラスチックに半導体の微粒子をくっつければ、衣服でも車でも
発電所になります。自分で発電して、自分の生活に使えば、
電気の地産地消。遠くから送電してもらわくてもいいかも。
さりとて、太陽光発電は広い面積をとります。山手線の内側に
しかし、これを海に置く、砂漠に置く、さらには宇宙空間に置いた
パネルから送電してもらう。そうこうするうち、現在は、
太陽光エネルギーの10〜20%しか電気に変えられませんが、
やがて50%以上にもできるだろうといわれます。
浄土真宗親鸞会の同朋の里に建設が始まるF館は、エコにも
かなり重点が置かれているとか。
地球で仏法を聞く私たちにとって、この地球環境は、仏法領です。
これから生まれる未来の親鸞学徒にも、残さねばなりませんね。