大統領の宣誓
テレビで、車を降りてホワイトハウスの近辺を歩く大統領を見て、
きな臭いことが起きなければいいのに……と思ったのは、私だけじゃ
ないはずです。
ところで、大統領は就任式で、聖書に手を置いて宣誓することが
使った聖書を用いたとか。初のアフリカ系大統領らしく、
日本人には、アメリカ大統領がキリスト教の聖書に手を置くことに
イラクが神の名の下に始めた戦争ではなかったか。当時の
ブッシュ大統領とフセイン大統領が、開戦時から、キリスト教の神と
イスラム教の神をそれぞれ持ち出して、異教徒と戦うことを
誇示したのでした。
信じる神しか認めません。そういえば、年末から殺し合いを続けて、
世界中から非難を浴びている地域もありますね。どこまで行ったら
終わるのか。勇敢に見える兵士たちも、PTSDを起こして
帰還するじゃあありませんか。
対立の構図に、世界は、閉塞感に覆われています。
「『天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず』
古(いにしえ)に『万人は平等なり』と道破なされている」
(高森顕徹先生のお言葉)
高森顕徹先生公式サイトはこちら。
今も残るカースト制度によって、厳然たる社会階級のあった
2600年前のインドの時代から、仏教を説かれたお釈迦さまは、
すべての人の平等を宣言されました。そこには、白人も黒人も、
何を信じていようとも関係ありません。
そんな宗教によらなければ、世界の真の融和は成し得ないんじゃ
ないですかね、オバマさん。