信念を貫き、命を奪われた井伊直弼

 英国の詩人・マーチンは、彦根城天守閣に登り、

「小人は琵琶湖が見える。大人は日本が見える。偉人は世界が見える」

と、幕末の大老井伊直弼彦根藩主)をたたえたといいます。

 下は、直弼も見たであろう、彦根城からの琵琶湖です。

(行ってきたばかりです)




彦根といえば、コレ)


 ペリーが黒船でやってきて、開国を迫った時、大老として

攘夷派を粛清し、桜田門外で暗殺されました。その時、直弼は

わずか44歳。

 国粋主義と対立して、非戦開国を主張すれば、非国民だと

袋叩きにされます。もし、直弼が、世論に迎合していれば、

暗殺されることはなかったでしょう。


「恐れを知って、しかも、

    それを恐れない者こそ

         真の大勇気者である」