明日なき身、法を伝えてこそ生きるしるしあり

 100億円の財施尊いが、仏法を伝える法施はそれ以上に、

伝えるほうも受け取る人も幸せになれる。

今日のテレビ座談会で教えていただきました。

 富山県魚津市のありそドームで、午前中は定例のアニメ勉強会に

参加された皆さんが、午後はそのまま、同じ会場で、

テレビ座談会を受講されましたよ。


 ところが、今年最初のご縁だというのに、いつも参詣される

Yさんの姿が見えません。70歳近いにもかかわらず、

頭が切れて、勉強家で、積極的に質問しては会場を盛り上げる

Yさんでした。

「3日前に、案内状を出したばかりなのに……」

と、心配していた矢先、別の参詣者から、

「Yさんは今日、心筋梗塞で亡くなられたそうよ……」。


 2年前にも魚津で、親鸞学徒の申し込みをされた

元・市議会議員のEさんが、その日に脳梗塞で倒れられ、

聞法できない体になられたことがありました。

 学校の先生だったCさんも、仏法を喜んで聞いておられた

にもかかわらず、他界されました。


 明日はわが身。仏法を話す私も、受け取る方々にも、

時間がありません。1に法施、2に法施。寸暇を惜しんで

通い、伝えねばなりません。