死は突然やってくる、ハイチ地震のように

 中米の最貧国・ハイチを襲った大地震の被害は、甚大の

ようです。死者は数万人から最大10万人という説もあります。


YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000026-maip-int


 何せ都市機能が完全にストップしているため、状況が正しく

把握できないのです。ただ、ネット上では、崩壊した首都の家屋、

道路わきに並べられた犠牲者、野ざらしのまま肩を寄せ合う被災者など、

一刻も早い援助が必要な深刻さを表す写真が多く掲載されています。


 突然に家を失い、家族を失い、自分の体さえもなくさなければ

ならない時がくることを、ハイチの人々の悲しみが教えてくれます。

 たとえ生涯、災害に遭わず、大病を患わなかったとしても、

当事者にとっては、死は突然にやってきた怪物なのです。

 3日前まで聞法されていた、富山市親鸞学徒Hさんも、

昨日、急死されました。他人事ではありません。


 今日にもその死がやってきたら、くだらないことに

費やしてしまった時間を、悔やんでも悔やみ切れないでは

ないですか。持てる時間のすべてを仏法に使い、

親鸞聖人の教えてくださる、人間に生まれてきた目的に

向かいましょう。