生ゴミ分別でCO2大幅減、やるじゃないSF
「温暖化対策でCO2 削減を」と世界中で呼びかけられても、
前向きじゃないといわれてきたアメリカ。推進派もいますが、
強硬な反対派もいて、しのぎを削っているようです。
1個頼んだだけなのに、ケチャップの小袋を8つもくれる。
こんなに要らないから返そうとすると、「要らなきゃ捨てろ」と。
ケチャップをケチったら、ケチャップ会社が困る、という
発想でしょう。これが、大量生産・大量消費のアメリカ社会か……
と思いました。
ところが、大都市サンフランシスコで、ずいぶんCO2 削減
しているそうじゃないですか。今までは、生ゴミも埋めて
処分したために、大量のメタンガスが発生していましたが、
それを飲食店が分別回収することになり、堆肥に生まれ変わって、
農業に生かされているそうです。これが各家庭も義務付けられたら、
もっと大きなCO2 削減になります。
やればできるじゃない、アメリカ。
このように、世界中で地球環境を守ろうとしているのも、
末永く人間が生きていくためでしょう。では、何のために
生きるのか。その答えがあってこそ、地球を守る意味があることに
なります。
親鸞聖人の教えられた真実の仏教を聞く人は、この地上に
生まれた人に違いありません。ならば、地球そのものが
仏法領。その環境が守られて、未来にわたり、多くの地球人類が
仏縁を結べたらいいですね。