生ゴミ分別でCO2大幅減、やるじゃないSF

「温暖化対策でCO2 削減を」と世界中で呼びかけられても、

前向きじゃないといわれてきたアメリカ。推進派もいますが、

強硬な反対派もいて、しのぎを削っているようです。


 私が8年前に滞在していた時、マクドナルドでハンバーガーを

1個頼んだだけなのに、ケチャップの小袋を8つもくれる。

こんなに要らないから返そうとすると、「要らなきゃ捨てろ」と。

ケチャップをケチったら、ケチャップ会社が困る、という

発想でしょう。これが、大量生産・大量消費のアメリカ社会か……

と思いました。




 ところが、大都市サンフランシスコで、ずいぶんCO2 削減

しているそうじゃないですか。今までは、生ゴミも埋めて

処分したために、大量のメタンガスが発生していましたが、

それを飲食店が分別回収することになり、堆肥に生まれ変わって、

農業に生かされているそうです。これが各家庭も義務付けられたら、

もっと大きなCO2 削減になります。

 やればできるじゃない、アメリカ。


 このように、世界中で地球環境を守ろうとしているのも、

末永く人間が生きていくためでしょう。では、何のために

生きるのか。その答えがあってこそ、地球を守る意味があることに

なります。

 親鸞聖人の教えられた真実の仏教を聞く人は、この地上に

生まれた人に違いありません。ならば、地球そのものが

仏法領。その環境が守られて、未来にわたり、多くの地球人類が

仏縁を結べたらいいですね。