哀愁にひたってられない、報恩講の熱き季節

 10月も今日で終わり。ますます秋の深まりを感じます。

私の家の隣には小さな川が流れ、紅葉を楽しみながら散歩できる

遊歩道になっています。


 これは、桜です。秋もいいでしょ、風情があって。


 今年もあと2カ月と思うと、ちょっと寂しく感じますが、

親鸞学徒はこれからが張り切らねばならない季節です。

 各地で親鸞聖人報恩講が営まれますからね。


「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

 9歳の親鸞聖人は、桜の花よりはかなき命だと詠まれ、

比叡山天台宗に出家なされたといわれます。 

 この季節、紅く色づいた葉っぱが降り積もるように、

命の散りゆく秋が刻々と近づいていることを想起し、

今この時、光に向かいたいと思います。








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