時間を何に使うべきか〜八ツ場ダムに翻弄された人生
民主党政権が発足してから、マスコミに連日取り上げられている
のが、群馬県の八ツ場(やんば)ダム問題です。
YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000037-san-pol
「苦労と不安に耳を傾けたい」と、前原国交相が地元を訪れても、
「何を今さら」と住民は反発して、会合すら拒否。圧倒的支持を
いるようです。
「半世紀にわたる苦労を、10分の視察で分かるか」
という指摘も、ごもっとも。
ずっと反対運動をしてきた人が、水没する故郷を捨ててまで、
政府の要請をやっと受け入れたのに、今度は中止!ですからね。
かつての反対派が、賛成派に回り、
「これまでの人生、一体、何をやってきたのか」
「下手したら、あと10年かかるぞ」
とあげる声には、悲愴感が漂います。
渦中にいる皆さんはお気の毒ですが、人生を何にかけるべきか、
この機会に、考えてみようではありませんか。仮に、ダムが
計画どおりにできたとしても、じゃあ、あなたの人生、
ダム建設反対のためだったのか。
親鸞聖人の教えに生きる人は、たとえ世事に翻弄されても、
「私の人生、この教えを聞くためだった!」
とハッキリしているでしょう。
生きる目的を聞いてほしいと思います。