蜃気楼の見える街・魚津の勉強会が熱い

 蜃気楼って、見たことありますか。これがよく出るのが、

富山県東部の魚津市。人口5万人弱の港町です。



 海の見える会場で、月2回、法話会が開かれています。

先日も、高森顕徹先生のビデオご法話で、

「名号、信心、念仏」のご説法を聞かせていただきました。


 名号とは、南無阿弥陀仏のこと。

蓮如上人は、『御文章』5帖目13通に、

「『南無阿弥陀仏』と申す文字は、その数わずかに六字なれば、

さのみ功能のあるべきとも覚えざるに、この六字の名号の中には、

無上甚深の功徳利益の広大なること、更にその極まりなきものなり」

とおっしゃっています。

 たった六字の南無阿弥陀仏に、それほど功徳があるとは思えないが、

無上の、甚だ深い功徳の広くて大きいことは、極まりがない、と

言葉を尽くして蓮如上人は教えてくださっています。
  

 そのご説明を聞いたTさん、手を挙げて、

「だから、浄土真宗の正しい御本尊は、

南無阿弥陀仏の六字の御名号なんですね。今日、分かりました!」

と一言。よく聴聞しているTさんですが、これまでは、

親鸞聖人や蓮如上人が有縁の人に御本尊を与えられるに、

絵像、木像では手間がかかるから、御名号が御本尊となったのだと

思っておられたそうです。

 しかし、この『御文章』のご文で、そんな感想を述べられる

Tさんも素晴らしいですね。


 この会場で、その日に起きたドラマは、まだあります。








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    http://www.shinrankai.or.jp/