蜃気楼の見える街・魚津の勉強会が熱い
蜃気楼って、見たことありますか。これがよく出るのが、
海の見える会場で、月2回、法話会が開かれています。
「名号、信心、念仏」のご説法を聞かせていただきました。
名号とは、南無阿弥陀仏のこと。
蓮如上人は、『御文章』5帖目13通に、
「『南無阿弥陀仏』と申す文字は、その数わずかに六字なれば、
さのみ功能のあるべきとも覚えざるに、この六字の名号の中には、
無上甚深の功徳利益の広大なること、更にその極まりなきものなり」
とおっしゃっています。
たった六字の南無阿弥陀仏に、それほど功徳があるとは思えないが、
無上の、甚だ深い功徳の広くて大きいことは、極まりがない、と
言葉を尽くして蓮如上人は教えてくださっています。
そのご説明を聞いたTさん、手を挙げて、
「だから、浄土真宗の正しい御本尊は、
南無阿弥陀仏の六字の御名号なんですね。今日、分かりました!」
と一言。よく聴聞しているTさんですが、これまでは、
絵像、木像では手間がかかるから、御名号が御本尊となったのだと
思っておられたそうです。
しかし、この『御文章』のご文で、そんな感想を述べられる
Tさんも素晴らしいですね。
この会場で、その日に起きたドラマは、まだあります。
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