読書日記・その11「夜型と朝型、どっちがいい?」

 あなたは、夜遅くまで起きてるタイプ?それとも、早寝早起きする

タイプ?

 明日までどうしても、やらねばならないことがありますよね。

外山滋比古著『思考の整理学』によれば……。

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 どうも朝の頭の方が、夜の頭よりも、優秀であるらしい。夜、さんざん

てこずって、うまく行かなかった仕事があるとする。これはダメ。明日の

朝にしよう、と思う。心のどこかで、「きょうできることをあすに延ばすな」

ということわざが頭をかすめる。それをおさえて寝てしまう。

 朝になって、もう一度、挑んでみる。すると、どうだ。ゆうべはあんなに

手におえなかった問題が、するすると片づいてしまうではないか。

昨夜のことがまるで夢のようである。

(中略)

 おそまきながら、朝と夜とでは、同じ人間でありながら、人が違うことを

思い知らされたというわけである。

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 外山さんは、ずっと朝型を続けているそうです。

 文章を書く任務をしている私も、疲れた頭で夜に書こうとするよりも、

早起きして、スカッとした頭脳で書くほうが、ずっといい原稿になります。

ちょっとしたことならいざ知らず、気合の必要なことは、朝にするのが

いいように思います。

 早朝は、電話もかかってこないしね。


 ただし、起きられなくて玉砕しないよう、目覚まし時計は3つほど

必要かも。









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