木星ありがとう〜有情非情のおかげ
19日に、木星表面に新しい黒い“染み”が見つかり、天文学者が
驚いているそうです。何らかの物体が衝突した跡と考えられています。
YAHOO!ニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000006-natiogeop-int.view-000
過去にも、シューメイカー・レビー第9彗星という彗星が、木星の
引力圏に捕らえられ、21個に分裂して次々と木星表面に衝突しました。
とはいっても、1つ1つの大きさは5km程度もあり、木星表面には
地球の大きさに匹敵する巨大な衝突跡を残しました。15年前のことです。
もし、この彗星が地球に衝突していたら、恐竜絶滅と同じことが起きた
だろうともいわれます。
地球はなぜ、生物が生息できる環境にあるか。太陽との絶妙な距離に
あるからといわれます。近すぎると灼熱の星になり、遠すぎると氷の星に
なって、水が長期保存されず、生物が住めません。
しかし、たとえ生物が発生しても、彗星衝突による甚大な環境変化が
あれば、高等生物が誕生しにくくなります。木星とか土星という巨大な
ガス惑星が外側を守ってくれているために、人間が発生したのだとも
いわれます。
してみれば、私たちが地球に生を受け、地球という仏土で仏教を聞けて
いることに、木星さんは一役買っているのかも。気づかないことが
多いのでしょうが、いろんな有情(命あるもの)、非情(命ないもの)の
おかげで、今の幸せがあるんですね。
ということで、ありがとう、ジュピター by 平原綾香。
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