身を粉に骨砕いても報いずにおれぬ御恩とは
今日は、富山市中心部の知名度の高い会場で、勉強会をしました。
快晴で新緑が美しく、すがすがしい気持ちで、皆さん、
親鸞聖人の「恩徳讃」について、真剣に聞かれました。
「如来大悲の恩徳は
身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も
骨を砕きても謝すべし」
(親鸞聖人・恩徳讃)
身を粉に、骨砕いたら、死んでしまいます。死んでも報いずに
おれないと親鸞聖人がおっしゃった、阿弥陀如来の御恩とは何か。
肉体の難病を名医に治してもらっても、お礼に命を捧げるはずは
ありません。恩徳讃の御心は、この世では考えられないことですね。
それは、聖人29歳の御時、一念で、弥陀の本願に救い摂られて、
この世は絶対の幸福、死ねば浄土往生間違いない身にしてくだされた、
未来永劫の救いにおっしゃったお言葉なのだと学びました。
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