ガンジス河の砂の数ほど

 富山県の小学生が習う(習った?)、県の七大河川って

知ってますか。

 東から、黒部川、早月川、片貝川常願寺川神通川

庄川小矢部川の7つです。いずれも富山湾へ流れ込む大きな河川

ですが、これらの川に、砂は一体いく粒あるでしょう。

(写真は、庄川




 昨日4月19日は、富山県射水市浄土真宗親鸞会の大講堂で、

高森顕徹先生の「アニメ解説」というご講義があり、

アニメ『王舎城の悲劇』を通して、因果の道理を聞かせて

いただきました。


 仏教の根幹である因果の道理は、

「善因善果 悪因悪果 自因自果」、

三世十方を貫く真理です。「三世を貫く」とは、昔も今も

未来も、いつでも成り立つことです。「十方をあまねく」とは、

大宇宙どこでも成り立つということです。


 仏教を説かれたお釈迦さまは、この大宇宙には地球のようなものが

数え切れないほどあると教えられています。この大地こそが不動と

考えられていた2600年前に、東西南北上下に、無数の世界が、

空中の塵のようにあると教えられたのですから、驚きです。

 しかも、それらの世界に、ガンジス河の砂の数ほど仏さまが

ましますと説かれています。ガンジス河とは、インドを流れる

海のような大河です。そんな河に、砂がどれだけあるでしょう。


 そこで、残念ながら見たことないガンジスの流れを、

富山県の川に置き換えて考えても、その砂の数たるや、

まさに天文学的な数字になるに違いありません。

 そのように広がる大宇宙をあまねく真理が、因果の道理です。

仏教のスケールの大きさに圧倒されますね。




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        http://www.shinrankai.or.jp/