ガンジス河の砂の数ほど
富山県の小学生が習う(習った?)、県の七大河川って
知ってますか。
庄川、小矢部川の7つです。いずれも富山湾へ流れ込む大きな河川
ですが、これらの川に、砂は一体いく粒あるでしょう。
(写真は、庄川)
高森顕徹先生の「アニメ解説」というご講義があり、
アニメ『王舎城の悲劇』を通して、因果の道理を聞かせて
いただきました。
仏教の根幹である因果の道理は、
「善因善果 悪因悪果 自因自果」、
三世十方を貫く真理です。「三世を貫く」とは、昔も今も
未来も、いつでも成り立つことです。「十方をあまねく」とは、
大宇宙どこでも成り立つということです。
仏教を説かれたお釈迦さまは、この大宇宙には地球のようなものが
数え切れないほどあると教えられています。この大地こそが不動と
考えられていた2600年前に、東西南北上下に、無数の世界が、
空中の塵のようにあると教えられたのですから、驚きです。
しかも、それらの世界に、ガンジス河の砂の数ほど仏さまが
ましますと説かれています。ガンジス河とは、インドを流れる
海のような大河です。そんな河に、砂がどれだけあるでしょう。
そこで、残念ながら見たことないガンジスの流れを、
富山県の川に置き換えて考えても、その砂の数たるや、
まさに天文学的な数字になるに違いありません。
そのように広がる大宇宙をあまねく真理が、因果の道理です。
仏教のスケールの大きさに圧倒されますね。
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